既存アプリの機能追加が加速!「新規獲得」から「定着と課金」へ、競争軸の変化

調査結果

マッチングアプリ市場が成熟期に入る中で、運営各社の戦い方は明確に変わりつつある。
かつては新規ユーザーをいかに獲得するかが最大のテーマだったが、現在の課題はよりシンプルで、かつ難しい。

それが、「ユーザーの定着」と「支払いユーザー数の確保」だ。

新規参入が減少し、競争が激化する中で、既存マッチングアプリは“選ばれ続ける理由”を作らなければならなくなっている。その答えの一つとして、既存アプリの機能追加・進化が加速している。

なぜ今、機能追加が重要なのか

マッチングアプリは、一度登録されても
・すぐに使われなくなる
・マッチはするが続かない
・課金に至らない

といった課題を抱えやすいサービスだ。
特に市場が成熟すると、「とりあえず入れてみる」ユーザーは減り、利用目的もシビアになる。

そのため運営各社は、
・利用頻度を高める
・体験の幅を広げる
・他サービスとの差を明確にする

ことを目的に、機能追加へと舵を切っている。

タップルの「タップルStudent」

その代表例の一つが、タップルの学生専用機能「タップルStudent」だ。
学生という明確なセグメントを切り出し、同世代・同じ立場のユーザーだけが使える空間を用意することで、心理的ハードルを下げている。

学生にとっては、
・年齢差への不安
・社会人との価値観ギャップ
・安全性への懸念

が利用の障壁になりやすい。
タップルStudentは、こうした不安を構造的に取り除くことで、定着率の向上と長期利用を狙った機能だと考えられる。

Tinderの「Double Date」

一方、より市場へのインパクトが大きいのが、Tinderの新機能「Double Date」だ。
これは、友人と2人組のペアを組み、他の2人組のペアとマッチングできる機能である。

従来の1対1マッチングから、2対2のグループ形式へと踏み込んだ点は、Tinderにとっても大きな方向転換だ。

1対1の限界を越える試み

Tinderほどの巨大サービスがグループマッチング機能を追加した背景には、1対1マッチングの限界がある。
・初対面が緊張する
・会うまでのハードルが高い
・ドタキャンや温度差が起きやすい

といった課題は、ユーザー数が増えても解消されにくい。

Double Dateは、
・友人と一緒に参加できる
・場の空気が和らぎやすい
・失敗のリスクが分散される

といった利点を活かし、よりライトで参加しやすい出会いを提供しようとしている。

明確に意識される「グループ出会い」

特に注目すべきなのは、この機能が
「コンパイキタイ」などのグループマッチングアプリや、
「Timeleft(タイムレフト)」のようなディナーシェアアプリ
を強く意識した設計になっている点だ。

これらのサービスは、
・最初から複数人
・リアル体験重視
・心理的安全性が高い

という共通点を持ち、近年支持を集めている。
TinderのDouble Dateは、こうしたトレンドを既存巨大プラットフォームに取り込む動きだと読み取れる。

機能追加は「防御」であり「攻撃」

既存アプリの機能追加は、単なる改善ではない。
それは、
・他サービスへの流出を防ぐ「防御」
であると同時に、
・新しい使い方を提案する「攻撃」
でもある。

特に、グループ・体験・ライトな出会いといった要素は、これまで外部の新興サービスが担ってきた領域だ。
大手がそこに踏み込むことで、市場全体の競争はさらに激しくなる。

「何でもできる」より「どう使われるか」

一方で、機能を増やせば必ず成功するわけではない。
重要なのは、
・誰のための機能か
・どんな利用シーンを想定しているか
が明確であることだ。

機能過多になり、「結局何のアプリか分からない」状態になると、逆にユーザー体験を損なうリスクもある。

成熟市場ならではの進化競争

現在のマッチングアプリ市場は、
新規参入が難しく、既存プレイヤー同士が機能と体験で殴り合うフェーズに入っている。
この中で生き残るのは、単に多機能なアプリではなく、使われ方が明確なアプリだ。

グループ出会いの価値が再評価される中で

既存アプリが次々とグループ機能や体験型機能を取り入れていることは、
「1対1マッチング一辺倒の時代が終わった」
ことを示している。

そんな中、最初から合コンというグループ出会いに特化して設計されている合コンマッチングアプリ「コンパイキタイ」は、後付け機能ではなく“前提としてのグループ設計”を持つサービスとして、今後さらに存在感を増していくだろう。

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